Exhibition Footprint:nca | nichido contemporary art

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イメージ 展示名 開催期間 概要
Identity XIII – Je t'aime… moi non plus -アートを巡る「愛」の旅- ―curated by Daisuke Miyatsu― 2017年6月23日~2017年7月29日 この度、nca | nichido contemporary artは、“Identity XIII- curated by Daisuke Miyatsu -”を開催いたします。毎年恒例の同展は、第4回目よりゲスト・キュレーターをお招きし、さまざまな視点からIdentityというテーマについて考えてまいりました。第13回目となる今回は、アートコレクターで横浜美術大学教授の宮津大輔氏に展覧会企画をお願いいたしました。氏は”サラリーマン・コレクター”として国内はもとより世界的に広く知られておりましたが、本年3月でおよそ30年間の会社勤務を卒業され、本展が大学教授就任後の初キュレーション展となります。 Je t'aime… moi non plus -アートを巡る「愛」の旅 最近、”キュレーション”という言葉の安易な氾濫とデフレ化が著しい。現代アートを心から愛する者にとって、こうした現状は嘆かわしい限りである。私はコレクターであり、決してキュレーターではない。だからこそ「Identity XIII」を企画するにあたって、せめて”コレクター”としての矜持と”キュレーション”に対する責任を持ちたいと考えた。なぜなら”コレクター”こそが、私のアイデンティティであり、レーゾンデートルだからである。従って、本展は既に私がコレクションしているアーティストによる新作を中心に、日動画廊のアイデンティティに敬意を表する作品一点を加え構成するものである。 「絵画、それを愛と呼ぶことにしよう」※1は、東京国立近代美術館主任研究員である畏友・保坂健二朗氏がキュレーションした展覧会のタイトルである。氏はマルセル・デュシャンの「彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁、さえも」の別名である「愛の機械(Love Machine)」を通じて、”愛”を手掛かりに「網膜的な絵画から脱しつつ、なおも絵画に踏みとどまること」の可能性を探っている。そして、絵画の目的を「自らの、ある人の、共同体のあるいはみんなの、愛(情)を注ぐに足る存在」とする仮説≒同展のテーマへとたどり着くのである。※2 なるほど絵画を愛と呼ぶとは言い得て妙である。但し、私にとってはさしずめ「アート作品、それを愛と呼ぶことにしよう」であろうか。 コレクターにとって作品とは、正に「愛を注ぐに足る存在」である。しかし成就しなかった恋のように、何らかの理由で手に入らなかった作品に対する思いは複雑である。強い憧れや思慕の情とは裏腹に、憎い気持ちがないとは言えずアンビバレントな感情を持ち続けることになる。 稀代の伊達男セルジュ・ゲンズブールの代表曲に「Je t'aime… moi non plus(ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ)」がある。訳せば「愛してる・・・俺は愛してないよ」であろうか。同曲のオリジナルは女優のブリジット・バルドー(1967年)そして、ジェーン・バーキン(1969年)とのデュエットであるが、一人二役のカバーも存在する。これこそ、中々言葉にしづらい私の感情を表わすに相応しく、且つ私が企画する「Identity XIII」のタイトルにも適していると考えた。 そして、多くの示唆を与えてくれた保坂氏の展覧会に敬意を表し、本展を絵画(一部写真とレリーフ状の平面作品を含む)による展覧会とした。更に展示には、ちょっとした悪戯心から歌詞の内容を一部反映している。「愛」についての深遠な旅を、ご一緒いただければ幸いである。 宮津 大輔 ※1:「絵画、それを愛と呼ぶことにしよう」 gallery αM  2012年4月14日~2013年3月23日 ※2:「デュシャン以後の絵画:愛と弱さ」 保坂健二朗「絵画、それを愛と呼ぶことにしよう」 展図録 武蔵野美術大学P13-P17 ※3:「絵画、それを愛と呼ぶことにしよう」 保坂健二朗「絵画、それを愛と呼ぶことにしよう」 展図録 武蔵野美術大学P10
今西真也:「Isanatori」 2017年4月27日~2017年5月27日 この度、nca | nichido contemporary artは今西真也による初個展「ISANATORI-いさなとり-」を開催いたします。 今西真也は、キャンバスに油絵具を厚く塗り重ね、筆致の跡を力強く残し、削っていく行為を繰り返しながら描いています。画面から距離を持つと次第に表れるイメージは、崩壊した建物や朽ちた花、稲妻、それを伴う入道雲など、一見ものの変化や消失、退廃を連想するイメージです。しかし同時に再生、蘇生や復興をも想起させ、死(おわり)と生(はじまり)が表裏一体の関係であることを示しています。素材とイメージ、視点と距離との境界、関係性を探りながら私たちが認識している事柄のあいまいさや不確かさを提示しようと試みています。 本展のタイトルである「いさなとり」とは「鯨魚(いさな)取り 海や死にする 山や死にする 死ぬれこそ 海は潮干て 山は枯れすれ 」(*訳:海が死ぬということなどあるのだろうか? 山も死ぬのだろうか? そんなはずがないのに。でも死ぬからこそ、海は潮が干し上がるのだし、山も草木が枯れるのだな) という万葉集の歌の一説から来ています。古都奈良で生まれ、伝統文化や歴史を身近に触れて育った今西は、日本文化に根ざした生命観(生命の物理変化、サイクル <成住壊空>)への関心が根底にあるようです。 本展では5mの大作を含む最新作約15点を発表いたします。
Tracing the past – タイのコンテンポラリーアートシーン – 2016年11月25日~2017年1月14日 タイの現代のアートシーンを初めて紹介する「Tracing the Past 」展を開催いたします。 本展はタイ在住の:Dusadee Huntrakul(デュサディー・ハントラクル)| Torlarp Larpjaroensook (トーラープ・ラープジャロエンスック) | Soichiro Shimizu (清水 壮一郎) | Tawan Wattuya (タワン・ワトュヤ) の4名によるグループ展です。 この企画は現在バンコクに13年間スタジオと居を構える日本人アーティスト、清水 壮一郎さんとの出会いから始まりました。 タイでは長年にわたり多民族間の紛争と政治的混乱によって現在も市民生活は常に不安にさらされています。 参加アーティストはそれぞれ自国を離れ国外での美術教育や、アーティストレジデンスを経験し、 その体験をもとに過去の記憶やタイの現状を客観的な視点で、詩的かつユニークに表現している4名です。 オープニングに合わせ、作家も来日いたします。是非ご高覧ください。
Identity XII – 崇高のための覚書 ―curated by Taro Amano― 2016年6月24日~2016年7月30日 Identity XII – 崇高のための覚書 本展は、展覧会タイトルにある「崇高」をテーマにしていますが、それぞれの作家がそのテーマに従って作品を制作した訳ではありません。「崇高」という概念は、制作者側というより、むしろ作品を受容する側が感じるべき領域に属するものだからです。 美術史家岡田温司がその著書「生政治と芸術」の中で、テオドール・ジェリコーの人体の部位を描いた絵画群を、ドラクロワが美術史上初の「主題なき絵画」であり、同時に「ジェリコーのこの断片は真に崇高である」と評したことを紹介しています。このドラクロワの言葉に端的に示されているように、「神話」、「宗教」や「歴史」が絵画の重要な主題であった時代から、19世紀を境に、絵画から主題が失われ、この主題なき時代は、今日まで続くことになります。共同体において共有すべき記憶=視覚的イメージとしての主題が、特定の受容者(王侯貴族や教会)の共通の認識に立った主題ゆえにその地位が担保されてきた時代から、誰もが美術の受容者になりえることで却って共通の認識そのものが喪失され今日に至っているとも言えます。 そして、主題は作り手の表現から個別に生まれ始めます。多くの人々によって共有される時代から主題は個別化されます。ここでは、そうした個々の作り手から発せられる主題に共感するだけではなく、鑑賞者が個別の作品の前で快、苦痛を超えて言葉には表せない共感を経験することである種の共通感覚が生まれるのです。 今日の、極端な反知性主義、原発事故等に見られる人智の及びえない事態、部分が打ち捨てられ全体が優先される社会であるからこそ、個別の表現行為に向き合ことで喚起される情動を経験することの大切さが求められているのではないでしょうか。 天野 太郎
Marina Rheingantz | マリナ・ラインガンツ Dot line Line dot 2016年2月19日~2016年4月2日 nca | nichido contemporary art はブラジル出身の注目若手アーティスト、マリナ・ラインガンツによる日本初個展を開催いたします。 ラインガンツは自身の体験や記憶、写真をもとに、幾何学的に縮小させた風景画を描いています。落ち着いた静かな色合いのなか にある豊富な色彩と質感が作用し、独特の世界を創ります。 本展では、ブラジル北東部に位置する世界最大の乾燥地帯カーティンガの風景を描いたシリーズを中心に、最新のペインティングを13 点発表いたします。
Jin Meyerson | ジン・メイヤーソン “nowa days” 2015年11月27日~2016年1月23日 メイヤーソンはテレビや雑誌、インターネット等のメディアのイメージと個人的な物語を複雑に織り交ぜて再構築し、それを絵画に表わします。 国内初個展の本展では、現在進行している新シリーズを中心に発表します。自身の絵画から紙の版を作り、その版自体を支持体となる紙に重ね合わせ、版の表面を削りイメージを浮かびあがらせます。このユニークな工程はメイヤーソンが構想から実現までに2年以上もかけて完成させました。版がはがれ、徐々に現れる表面の有機的なイメージは、繊細ではかなく、そして独特の雰囲気をも合わせもちます。 展覧会の初日に合わせ、作家が来日いたします。是非ご高覧ください。
Sensing Body 2015年5月29日~2015年6月27日
identity XI – POST CONFLICT – curated by Bradley McCallum 2015年3月6日~2015年4月18日
ヴィック・ムニーズ個展 | Vik Muniz solo exhibition “SMALL” 2014年10月24日~2014年11月29日 この度、nca | nichido contemporary artは、ヴィック・ムニーズ(ブラジル)による新作個展を開催いたします。 ムニーズはこれまでに様々な素材を用いて素材とイメージの関係性について考察してきました。そしてスタジオから離れ、多くの人たちを巻き込んだ大きなスケールのプロジェクトも行っています。 本展では、限りなく小さい不可視の世界、1粒の砂の断片に城を描いた“Sandcastle” シリーズと、細胞を用いてイメージに転換させ作品化した“colonies”シリーズから選出し、構成します。私たちが何度も目にするシンプルなイメージを用い、スケールを極端に操作することによって鑑賞者に「recognition =再認識」させることで、対象のもつ意味を鑑賞者に改めて再考させます。 本展の作品はMITマサチューセッツ工科大学の合成生物学者(coloniesシリーズ)と、デザイナー(sandcastleシリーズ)の協力によって実現しました。
石塚隆則 - totem 2014年9月12日~2014年10月11日 この度、nca | nichido contemporary artは、石塚隆則による新作個展、「TOTEM」を開催いたします。 石塚の創造する作品には、生々しく、生命力溢れるさまざまな表情の愛らしくもあり、奇妙な小動物(生き物)たちが次々と登場します。それは自身の興味である日本の神話や民族学、戯画や錦絵等に大きな影響を受けています。擬人化された動物たちは石塚に代わって自身の取り巻く世界や思いを伝えます。 本展では、石塚の制作の原点である絵画表現と、立体(木彫)表現を融合させたレリーフ作品と、映像作品を発表いたします。
Identity X curated by Kazuaki Watanabe 2014年5月23日~2014年6月21日
石原延啓 DEERMAN ODYSSEIA 2014年3月14日~2014年4月19日
small works 2013年11月28日~2013年12月26日 毎年日動画廊本店では、「ミニヨン展」と題し、4号以下(33.4 x 24.3cm) の小品を 物故巨匠作家から若手作家の新作まで、400点あまりをそろえ、 壁いっぱいのインスタレーションをする展覧会を開催しております。 歳末の風物詩として毎年好評いただいている展覧会は今年で52回目を迎えます。 同時期に、ncaでも「small works」と題し、ncaの取扱作家はじめ、 国内外で活躍する私どもが注目する作家の小品70点余りを 新作を中心に展示いたします。 初日、11月28日(木)は20時まで開廊致します。 通常のレセプションはございませんが、日本人作家数名が在廊予定です。 飲み物も用意しておりますので、どうぞお気軽にお立ち寄り下さい。 皆さまのお越しをお待ちしております。 参加アーティスト: アマンダ・ベスル/ルイス・キャメロン/スーザン・ダージェス 石原延啓/石塚隆則/石黒昭/木村太陽/越中正人 ジャン=リュック・モーマン/アダム・ペンドルトン/オラ・リンダル ペーター・フィッシュリとダヴィッド・ヴァイス/ジュアン・ザモラ 他
ジャン=リュック・モーマン / Jean-Luc Moerman ”transgenerationconnection” 2013年9月6日~2013年10月5日
Identity IX – curated by Reiko Tsubaki- 2013年5月10日~2013年6月8日
JanainaTschape[Endless] 2012年11月22日~2012年12月26日
木村 太陽 ”New Works” 2012年8月31日~2012年9月21日 木村太陽は、日常にある何気ない出来事や事象、経験のなかに内在する違和感や そこから生まれた感情を切り取り、身近にある素材を用いて作品へと変換させます。 木村のスケッチブックには、日記のように毎日の日常生活のなかで目にした出来事や感情、 そこから派生した空想世界のイメージなどが木村のフィルターを通して隙間なく描かれています。 今展覧会ではその膨大なスケッチブックのなかから選出し、作品化した新作を発表いたします。 会期中には作家本人によるパフォーマンスを随時行う予定です。
"Identity VIII - curated by Shihoko Iida-" 2012年6月22日~2012年7月28日 第8回目の本展では、飯田志保子氏をゲストキュレータとして迎え、国内外の アーティストの作品を発表いたします。出展作家:小泉明朗 / 丹羽良徳 / ブラッドレー・マッカラム&ジャクリーヌ・タリー / テジャル・シャ− / ガブリエラ・マンガノ&シルヴァナ・マンガノ
Identity VII - curated by Fumihiko Sumitomo- 2011年6月24日~2011年7月23日
越中正人 "indeviduals" 2011年4月15日~2011年5月21日
VIK MUNIZ "Pictures of Paper" 2010年10月22日~2010年11月7日 この度、10月22日(金)よりブラジル人作家ヴィック・ムニーズによる"Pictures of Paper"を 開催いたします。 来日を重ね、日本の歴史、文化に理解を深めたムニーズは、nca初個展となる本展 にむけての調査において、江戸時代には八丁堀・京橋界隈に代表的な浮世絵師が 多く住んでいたことを知り、またその作品の表現の豊かさに感銘を受けました。 本展では、現在進行中のシリーズ"Pictures of Paper"から浮世絵をモチーフとした作品、また 西洋画において彼の視点から日本の美意識を見出すことのできる作品を選出しました。 オープニングに合わせ、作家も来日いたします。皆さまのご来廊をお待ちしております。
石黒昭 「ISHIGURO-YA」 展 2010年7月23日~2010年8月7日 この度、nca | nichido contemporary artは、石黒昭による「ISHIGURO-YA」展を開催いたします。 石黒は、西洋の古典絵画からインスピレーションを受け、美の規範を古代ギリシャ・ローマに置きながら、 現代の風俗やアイコンへとすり替えた平面作品を制作しています。また、作品に合わせたインスタレー ション空間全てを自らの手によって創り出します。今展覧会では、新作ペインティング作品十点ならびに インスタレーションを発表いたします。
identity, body it. - curated by Takashi Azumaya - 2010年5月21日~2010年6月29日 参加予定アーティスト: ルキア・アラバノ / アリス・アンダーソン サラ・ドラタバディ / 片山真理 イムハッタイ・スワッタナシルプ / ジャナイナ・チェッペ
nca selection Vol.3 2010年1月12日~2010年1月30日
石原延啓「deer man」展 2009年11月20日~2009年12月12日 石原は自身の存在が多層的な世界の上に成立っていると仮定して、無意識の領域から湧き出てくるイメージを元に抽象的な絵画を描いてきました。そして「古事記」の黄泉の国の項で記述されている「比良坂」のイメージに魅了され、重層的な世界をゆるやかに繋ぐ「境界」をテーマに制作しています。ここ数年は、時の経過と共に侵食され閉ざされていった過去の記憶が幾重ものレイヤーとして重なり合う現代の都市の深層をたどるパイロットとして「鹿男 –deer man-」を登場させています。鹿は世界中で神(自然)と人間、生と死の境界を行き来する使者として象徴的な存在です。石原のdeer manは私たちに代わって都市の隙間へと潜り込み、そこで目にする世界を表現していきます。
山口裕美プレゼンツ;石塚隆則「霊獣」展  2009年9月4日~2009年9月19日 多方面で活躍中のアートプロデューサー山口裕美氏が最も注目する若手日本人作家、石塚隆則はこれまで主に平面作品を発表してきましたが、今展覧会では数年前から精力的に取り組んできた立体作品を初めて発表します。可愛さと不気味さが同居する木彫作品は鑑賞者に鮮烈な印象を与えます。ncaで初となる彫刻作品の展覧会、是非ご高覧ください。
Identity V 2009年6月26日~2009年7月25日
ソフィー・リケット / Sophy Rickett [AUDITORIUM and recent photoworks] 2009年4月10日~2009年5月16日
小林且典展 2009年2月27日~2009年3月19日
-annual group show- nca selection 2009年1月20日~2009年2月14日
ジャナイナ・チェッぺ”Moon Bloosom”展 2008年11月27日~2008年12月20日
越中正人/Masahito Koshinaka "double word" 2008年10月4日~2008年11月1日 前作echoesに続く、越中正人の新作double wordは、被写体に人間ではなく、植物を選んだ。それでも意味は変わらないと、越中は言う。表現の中心的なテーマは、つねに「集合」と「個」であり、新作のシリーズでは、「集合体を作っている個が、集合の内側にいる場合と集合の外側にいる場合の違い」に焦点を当てた。なかでも、そこに時間の要素を導入したことが、大きな特徴になっている。・・・市原研太郎
Garry Fabian Miller 2008年7月25日~2008年8月23日 「私は昨日、太陽の光が教会の床のグラナイトに落ち、白い百合に届いていたことを思い出す。その瞬間を思い出しながら、私が愛でるそれらの出来事が、ある種の感情を私に喚起する。(暗室の)暗闇のなかで、私はその感覚を思い起こし、それを光だけで実現する方法を探るのだ」(OBSERVANCES展[1995]でのミラーの文章より)
Identity -curated by Kentaro Ichihara- 2008年5月23日~2008年6月21日
Jean-Luc Moerman 2008年4月4日~2008年4月26日 モーマンの作品は、現代社会に疑問を投げかける。社会の柱となる政治、理念、宗教、精神の要素を自ら進んで取り入れていこうとするのである。それは彼にとって動物のように生きる事への本能、生への本能、渾沌に対する本能、死への恐れに対する本能のようなものであるのだろう。作家はこれらの本能と常に向き合い、この錯乱した社会から解放されるものを探求している Alice Haumont
DANIEL LEE [Jungle] 2008年2月29日~2008年3月22日
Works on Paper - nca selection 2008年1月25日~2008年2月16日 ジャナイナ・チェッペJanaina Tschape/ジャン=リュック・モーマンJean-Luc Moerman/ヤン=バン・オーストJan Van Oost/ダリオ・エスコバールDario Escobar/リタ・アッカーマンRita Ackermann/マルセル・ドザマMarcel Dzama/ダリル・モリスDarrel Morris/ネイランド・ブレイクNayland Blake/アダム・ペンデルトンAdam Pendleton/ワンゲチ・ムトゥWangechi Mutu/ルイス・キャメロンLouis Cameron他。
JAN VAN OOST -il sogno di Dante / ダンテの眠り - 2007年12月7日~2007年12月28日 「皮肉というものはわたしの作品につきものの戦略的な手法、つまり恐怖と誘惑との、また現実と空想との間にある複雑なあいまいさなのだ。通常、人の意識の範囲内にないものを芸術はさらけ出してくれる。」「わたしの作品はプロジェクトや人生観といった秘密に触れる心の劇場である。自叙伝ではあるけれど、『伝記』のない、本能的にバロックの、いわゆる人間の記録のカクテルなのだ。」/ヤン=バン・オースト
Clare Langan / クレア・ランガン -Metamorphosis- 2007年10月13日~2007年11月2日
Catherine Sullivan / キャサリン・サリヴァン "The Chittendens" 2007年7月27日~2007年9月1日 キャサリン・サリヴァンの映像から直ちに見て取れるあのエキセントリックさは、どこから来るのだろうか? マルチスクリーンで匿名の人々が演じる死者のダンスとも亡霊のドラマとも見える、不可測に移り変わるアナクロニックなシークエンスは? 日常の振舞いから、表現主義的演劇の大げさな表情やコンテンポラリー・ダンスの奇妙な仕草までをも取り入れたそのパフォーマンスは、現代美術において稀有なだけでなく、アメリカのみならず世界において比類なくユニークなスタイルで、われわれに迫ってくる。
masafumi sanai select 2 「chair の函」展 2007年6月1日~2007年6月16日
ジョージナ・スター「セダ」 2007年4月6日~2007年5月26日
ダヴィッド・クレルボ展 2006年11月10日~2006年12月16日