Exhibition Footprint:Gallery Art Composition

〒104-0051 東京都千代田区佃1-11-8 PIA WEST SQUARE [地図]
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休廊: 日 祝日
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イメージ 展示名 開催期間 概要
ミヤケマイ銅版画展 3000年86月9日~2017年4月14日
金丸遥展「ephemeral」 2015年11月13日~2015年12月4日 ギャラリーアートコンポジションでは、金丸遥初の個展“ ephemeral ”(エフェメラル・儚さ)を開催いたします。彼女は東京藝術大学大学院博士後期課程に在籍し、本展ではガラスの植物の「美しさ」の、まさに最高の瞬間を切り取ったイメージでギャラリーを埋め尽くします。
MONOCHROME 2015年9月11日~2015年10月3日 河ノ剛史 | Takeshi KAWANO 久野彩子 | Ayako KUNO 倉持至宏 | Shikoh KURAMOCHI 渡邊光也 | Mitsuya WATANABE ギャラリーアートコンポジションでは展覧会「MONOCHROME」を開催いたします。カラフルな作品が並べられたグループ展「VIVID」に対し、「MONOCHROME」は河ノ剛史、久野彩子、倉持至宏、渡邊光也が作る白と黒の作品で構成されます。今回公開される作品はただエレガントなだけではありません-2つの色合いの中でそれらの作品は人の心を悩ませ、黙示させ、魅了します。そして見る人の深い部分に触れ、隠された感情もしくは無意識的な思考にたどり着くのです。彼ら若いアーティスト達を紹介することが私たちの喜びであり、この特別な機会にギャラリーにてお会いできましたら幸いです。
Vivid 展 2015年7月31日~2015年8月29日
熊谷亜莉沙 展 Leisure Class 2015年6月26日~2015年7月18日 ギャラリーアートコンポジションでは、熊谷亜莉沙初個展「Leisure Class」を開催いたします。作家は1991年生まれ、京都造形芸術大学修士課程を今年卒業。パワフルな油彩画で世界制覇を目論む若い才能だ。 熊谷の作品は、解き明かされるべき神秘のようである。若きキャリアの初個展としての本展では、彼女が2014年から取り組んでいるVersaceシリーズからの新作が発表される。作家の手がけるシリーズの中でもかなり挑発的であり、それぞれの作品には彼女の血縁の一人である男性の威圧的ともいえる姿がクローズアップで描かれている。彼は、イタリア人ファッションデザイナーのジャンニ・ヴェルサーチによってデザインされたシャツを纏っている。カラヴァッジョ的解釈のバロック様式風モチーフが画面を構成し、背景からは生地の上を侵食する影が立ち現れている。男の周りには、深く、静かであるが同時に不穏な空気が流れている。 本展示および展示作品のタイトルである「Leisure Class」という言葉は、アメリカ人経済学者・社会学者であるソースティン・ヴェブレンの著作『有閑階級の理論(The theory of the Leisure Class)』(1899年)の中で定義されたもので、きわめて高価な商品を社会的威信を示すためのみに消費するような人々のことを指す。熊谷は、バブル期に隆盛を極めた後、近年になってリバイバルされるまで殆ど忘れ去られていたといえるヴェルサーチへのオマージュを通して、この論理の独自の解釈を表現している。 同時に、自身の血縁の一人を描くことによって、作品と彼女自身のパーソナルなバックグラウンドに強固な繋がりがあることも示されている。大阪区西九条のハイファッションブティックを家業とする家庭で生まれ育ち経験した全てが、気品と慎みをもって昇華されている。自身の過去と現在に正面から向き合い、熊谷亜莉沙は作家としてまた一段階段を上っていく。ギャラリーアートコンポジションは彼女の芸術的冒険の一端となることを誇らしく感じている。
菅原百佳展 ”Butterfly Effect” 2015年5月22日~2015年6月13日 バタフライエフェクトとは、お互いに関連性の無いかのようにみえる些細な事柄が、徐々に大きな現象の引き金に繋がるという概念を表すために用いられる表現です。本展示では、この理論が、菅原百佳の作家としてのコンセプトやフィロソフィー、また、各々モチーフが異なる独立した複数の作品を組み合わせるという独特の表現手法と呼応します。彼女の作品は、記憶の欠片の集合体のように、一見ランダムにも見える時間と空間が、実際には密接に関係し合って存在しているということを暗示すると同時に、必然と偶然、虚構と現実について我々に問いを投げかけているようにも見えます。 菅原百佳は、紫陽花やシダ、川の流れなどの自然界にあるモチーフや、張り巡らされた電線といった日常の都市風景を描きます。複数のパネルの連鎖はアンサンブルを奏で、物語を紡ぎはじめます。 菅原百佳の使用する作品の素材は、作品自体の独創的な構図と一体化し観る者に、まるで霧がかった朝の海の情景、静かな通りの角に沈む夕陽の優美さを思い起こさせ同時に、6月のある日の雨がもたらす深い花の香りを彷彿させるかの様な、そんな新鮮な感覚を与えてくれます。そこには、時や季節の流れをはじめとする万物を移ろいゆく諸行無常なものとして受け入れる彼女のフィロソフィーが存在するのです。 日本画の世界に新しいコンセプトをもたらす菅原百佳の詩的で繊細な世界を、是非お楽しみください。
RETROSPECTIVE -HIROSHI SENJU- 2015年4月4日~2015年4月23日 現代の世界的アーティストの一人であり、国境や文化を超えた日本画の可能性を追求し続ける千住博氏。本展では、氏の活動の初期から現在に至るまでの過去の作品を展示致します。 各年代の秀作を通じ、氏の画業の変遷を辿る本展は、今年5月からスタートする第56回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展「Frontiers Reimagined」(パラッツォ・グリマーニ美術館)招待展示を控えたささやかな回顧展とも言えます。 皆様、是非ご高覧くださいませ。
LOST ANIMALS II The Group Show 2015年1月16日~2015年2月14日 ギャラリーアートコンポジションは、昨年好評を博した 「LOST ANIMALS」 シリーズ第2弾として、動物に関わるテーマで作品を制作する若手作家のグループ展を開催いたします。 ギャラリーアートコンポジションでは初めての展示となる作家たち、稲葉友宏・金丸遥・徳重秀樹・河ノ剛史の4人に加え、初回の「LOST ANIMALS」で個展を開催した辻蔵人の新作も展示されます。 辻蔵人の新作、リサイクル鉄製のコウモリが飛翔する下では、徳重秀樹の写真作品シリーズ「骨花」が内なる美を湛えます。東京藝術大学大学院を今年卒業の金丸遥は、今回の展示のために新作を制作。河ノ剛史のデジタルワークは、地球温暖化に晒される動物たちをセンセーショナルなビジュアルで表現しています。動物のドローイングを鉄のワイヤーによって立体化する稲葉友宏は新作2点をギャラリースペースで、大型の旧作をギャラリーが入居する複合施設ピアウエストスクエア内B1Fロビーで展示いたします。ギャラリー初の試みとなるロビーでの展示作品には、イタリア・ミラノにて行われたデザインの祭典ミラノサローネ2014 期間中に開催された 「TOKYO DESIGNERS WEEK in MILANO ”TOKYO IMAGINE”」 に展示され好評を博した作品も含まれています。 2015年、ギャラリーアートコンポジションは新たな若手作家と動物たちの猛々しいパワーに後押しされ、1年のスタートを切ります。ぜひご高覧くださいませ。
瀧下 和之 個展 - 十二神将 - 2014年10月17日~2014年11月15日 桃太郎の「鬼」や「風神雷神」、など、日本古来の民間伝承や信仰に題をとる瀧下が今回取り組むのは、仏教において「薬師如来」を守護する眷属(けんぞく/従者)である「十二神将」。2007年より制作されているシリーズを新たな解釈で本展のために再制作、大型の十二点をギャラリーのホワイトキューブで発表します。 仏像としての「十二神将」は、いずれも国宝となっている奈良の新薬師寺や興福寺などにあるものがよく知られ、当時最高の仏師たちが手掛けたその時代の代表作といわれています。年間200点を超える驚異的な制作数や、木板を彫って線を引きペインティングナイフで色を載せるという職人的な制作方法、それを支える高い技術から、かつての仏師をも髣髴とさせる瀧下ですが、その手から生み出されるキャラクターや物語性はマンガやアニメーションなど、サブカルチャーの影響も色濃く感じさせます。また、 琳派の「様式」とウォーホルが大量に制作したスクリーンプリントの「偶像」、そして瀧下による現代の「仏像」。まったく異なる素材や技法で、一見遠い存在に見えますが、かれらは、時代を超えた普遍性を脈々と受け継いでいるのです。
中村貴弥 展 「境界なき世界 - この地球を越えて - 」 2013年12月6日~2013年12月20日 中村は1982年に京都に生まれ、2004年京都造形芸術大学美術工芸学科 日本画コース専攻を卒業後、千住博氏のアシスタントとしてニューヨークのアトリエに3年間滞在、帰国後2011年に京都造形芸術大学大学院芸術研究科 芸術表現専攻修了し千住博氏に師事、現在に至るまで、鏡面やアクリル板、紙などの支持体に岩絵具にて様々なシリーズの作品を展開しております。 “境界という枠組みを越えていけるのが芸術の力である” 中村貴弥は明確なテーマを掲げこれまで制作を続けてきました。 今回は「境界なき世界」シリーズにてイメージや感情を膨らませ、様々な要素が混在した世界を通して、中村が現代に必要と感じている事柄を表現していきます。作品ストーリーから配置までこだわり抜いた中村の世界観に是非ご期待下さい。
Composition’12-turnoveranewleaf- 2012年11月1日~2012年11月30日 出品予定作家:大舘由加里・桂典子・佐藤令奈・舩木大輔・吉武弘樹・渡邊光也
-SPHERE- 桂 典子 展 2012年3月24日~2012年4月21日 我々は日々「コミュニケーション」の不足から生まれる社会的緊迫状態に晒されている。 人々が互いの違いを理解し、その多様性を受け入れる、そんな社会の構築への願いが、 冷たい表面の質感に隠された温かな柔らかさというスチールの矛盾した性格のうちに捉えられた時、金属片の集合体は表現を始める。 韓国人彫刻家Ko Amはイタリアのブレア美術アカデミーの彫刻科過程を修めた後、主にイタリアで発表を行ってきた。 日本初個展となる本展では、TETRISシリーズとOverlapシリーズを中心に全9点を展示する。 ここで見られる形は、我々にとって親しみのある形ばかりである。 ステレオタイプとしての「冷たく」「ダイレクト」なスチールのイメージは正に我々人間のシニカルな性格と重なるものがあるようだ。 そんなスチールと同様に重要な素材として、我々とスチールの間に存在する「空気」という要素を用いる事で、Ko Amは柔軟で自然、そして自由な形に金属を変化させ、ステレオタイプの中に秘めた我々の多様性を表現している。 また反復的な配列は、それぞれのモジュールと素材の両方によって我々が最終形態である人間として完成する事を示している。 従って、完成したオブジェの内側には多様な実体が存在し、これらは「コミュニケート」しようとする人間の苦闘を描いているのである。
-カジュアルコミット-   舩木 大輔 展 2012年1月28日~2012年2月18日 2012年の初めての展覧会は、現在横浜美術館でワンマンショーを開催中の松井冬子の下図展です。 松井の下図は描く対象を真摯に見つめる姿勢、創造の現場での葛藤、独創性を生々しく伝えています。 出品作品は九つの自殺の要因、死相図が九つ揃うことで最終的な完結となる製作中の六道絵の新作の大下図や、松井の名作の下図となります。 展覧会期間中、パリ、ギャラリー ダエンでの展示を記念して制作された豪華な画集や成山画廊でのみ販売されるTシャツもご覧に頂けます。
渡辺妥翁子 2011年11月26日~2011年12月17日
Gong He 2011年10月1日~2011年10月22日
吉武弘樹 ゲネシス 2011年7月30日~2011年9月10日
大和武司 2011年3月5日~2011年3月26日
‐何処から ? 何処へ‐ 吉野絵理展 2011年1月29日~2011年2月19日
佐藤令奈 body? 2010年11月27日~2010年12月11日 佐藤令奈の 2年ぶり2回目の個展を開催。2年前の初個展以降の活動は目覚しく、多く国内外でのアートフェアへの参加、2009年トーキョーワンダーウォール入選、2010年海外初個展(ソウル)など、密度の濃い活動を通し、 現在は世界6カ国にファンを持つ人気アーティストとなった。来年も東京、上海での個展とNYのアートフェア参加が決まり、さらなる飛躍が期待される。佐藤の作品は国家、宗教、民族を超えて共通の価値観をなぜ持てるのだろうか?それは、ペインティングにより人間の持つ「体温」を表現するという、現代社会に最も解りやすくストレートなコンセプトで、特に体温の高い「赤ちゃん」をモチーフとした「ベイビーテンパチャー」シリーズの成功が要因と考える。しかし、佐藤は「赤ちゃん」の肌を描くのではなく、人間の持つ内面的な体温の意味をいかに表現していくのかが課題であり、その問題に挑戦するのがこの度の展覧会です。インスタレーションを中心に、新たな可能性をみせてくれることと期待しています。 ディレクター 関 和宏
- ある時の情景 –  舘山 拓人展 2010年10月30日~2010年11月13日 ある時の情景 もし、もう一人の自分が存在するならば、その姿はきっとこれらの人物像のように見えるであろう。それは恐らく、私の様々な感情が複数の手を持った化身となって現れている、ということなのではないかと思う。 「ある時の情景」とは、ある瞬間の自分自身の投影、心象風景のひとつである。胴体を失い、手を失い、足を失い、それはある種の自己犠牲、あるいは葛藤の表れなのかもしれない。だが、それらを補うかのように触手を伸ばし何かを掴もうとしているのである。 私は、脳裏をよぎるその時々の情景(姿)に確かな感触を得るために木に向かう。そして、その姿と対峙した時にはじめて、positiveになれるのである。   舘山 拓人
YUGO KOHROGI solo exhibition 「 火 | 花 」 / Fire | flower 2010年9月25日~2010年10月16日 「火|花」 頻繁に山火事が起こる場所で咲く花がある。炎の熱で殻を開き大地に種子を落とし、焼け野原の灰に根を張るその花は、綿毛に包まれ、風に乗って遠くまで飛んでいく。焼き尽くされた大地に命を吹きこむ役目があるかのようだ。生命のサイクルにおいて、死と生とは表裏一体である。 これらの作品は僕にとっての大切な人の、突然の死を発端としている。炎に包まれて いるのは、僕のまわりで死んでいったものばかりだ。それはしかし、悲しい事実の 描写なのではない。それは、ただ楽しいだとか、ただ幸せだとか、そういう単純なこと。 それは、物事をポジティブに捉えるだとかそういうことではなく、それも含めて全ては コインの裏表でしかないという、リアリティの抽出である。 炎によって咲く花の名はプロテア。きっと、ぷかぷかと煙る大地を漂うのだろう。 まるで記憶をたどり、漂い生きている僕たちのように。興梠 優護
土田瞬 死は息をひそめて 2010年7月24日~2010年8月14日
アーティストによる時事放談展 −現代社会に起きている現象から感じたイメージを表現する− 2010年6月26日~2010年7月10日 1957年7月(ラジオ東京テレビ時代)より日曜の早朝番組として細川隆元、藤原弘達、加藤寛、斎藤栄三郎など時のキーパーソンを招き、歯に衣着せぬ毒を言いたい放題討論する番組は子供心に痛快だった記憶がある。 この度、そんなキーパーソンをアーティストに変え、現代社会に起きている時事問題を感じるままに自由に表現してもらう企画展を開催します。 複雑化する社会の中、若いアーティスト達は何をどのように感じるのか? 作品は当日までわかりません。 このグループ展の開催にあたり、今後成熟する社会にアートがいかに関るのか検証できる内容となればと思います。 ディレクター 関和宏
東アジア共同プロジェクト キム・ジュンシュク展 2010年3月27日~2010年4月17日 キム氏の作品は、キャンバスの上に歴史的人物や有名人を描き、その上に網点状のカバーをかけます。人々の記憶に残る有名人達をドットと言う過去の印刷技術の中に封じ込め、人間の記憶の中で揺らぐ印象を見るものに与えます。 私たちは今、日常ほとんどのものをパソコンの美しい画面でとても鮮明な色で見て生活をしています。しかし、実用的であるがその場の視覚消費であり、記憶に残るものがあまりないことに気がつきます。つまりテクノロジーの進化に満たされた現代社会の中で、人間の記憶や創造性は果たして本当に豊かになっているのかと強く感じます。 この度、東アジア共同プロジェクトの韓国代表アーティストとして、キム・ジュンシュク氏の個展を日本で初めて開催することにしました。その理由は、日本のみならず、国際的に共通の認識、問題点を持っているアーティストとして、私たち日本人が高いレベルで感じることができる表現をしているからに他ならないからです。 この個展の開催にあたり東アジア共同プロジェクトの構想に賛同いただいた、親友フィリップ・カン氏の深い見識と協力なしには実現しなかったことであり、その賛辞を惜しむことはできません。また、彼の計り知れない芸術への愛情と、高度な知識に裏づけられたディレクターとしての能力は、日本でも多くの人たちに知っていただきたいと思います。 GAC ディレクター 関和宏
KIM, JOONG SIK 展 2010年3月27日~2010年4月17日
-Three gemstones- Composition`09展 2009年10月31日~2009年11月14日 在野に埋もれ発表の機会の少ない才気溢れるアーティスト達を発掘し発表の場を提供するのがComposition展です。今年出会ったアーティストより、原石達3人を選び紹介します。個性が異なる3人のアーティストにスペースを提供し、そのスペースに併せ各自パフォーマンスをします。1つの空間に3つの異なる技法、表現を展示し比較される中、見る人にどのように自己表現を伝えられるか実験的企画です。この展示を通して新たなステージに進化してくれると期待しています。
日本画懐胎論展 2009年10月3日~2009年10月17日
body nude / body 興梠優護展 2009年7月4日~2009年7月18日
このこたちのカルナヴァル 桂典子展 2009年5月30日~2009年6月13日
松沢 真紀 展「中国、いかがですか?」 2009年4月1日~2009年4月13日
関根伸夫展 2009年2月14日~2009年3月7日
小島加容子 "the sea of a border" 2008年12月4日~2008年12月17日
kaori tanaka 秘すれば花なり 2008年10月25日~2008年11月8日
熊澤未来子 "PARANOID WORLD" 2008年9月27日~2008年10月18日